韓国プロサッカー連盟(以下、連盟)と韓国資産管理公社(以下、KAMCO)は8月29日、清州(チョンジュ)市庁を訪問し、集中豪雨で浸水被害を受けた市民をするため、2291万6000ウォン(日本円=約229万1600円)の寄付金を伝達した。
寄付金伝達式には、連盟のチョ・ヨンサン事務総長、KAMCOのナム・ヒジン常任理事、清州市のイ・ボムソク市長、清州市をホームタウンとする忠北清州(チュンブク・チョンジュ)FCのキム・ヒョンジュ代表理事などが参加した。
この日伝達された寄付金は、7月27日に行われたアトレティコ・マドリード対チームKリーグの「Coupang Playシリーズ」第1戦に出場したチームKリーグの選手たちのサイン入りユニホーム及び愛蔵品をチャリティーオークションに出品し、落札金額、さらには落札収益金に比例して寄付するKAMCOの「マッチング・グラント」方式の追加寄付を合計した金額を寄付金として用意した。
連盟とKAMCOは8月5日から14日にかけて、KAMCOが運営する公共資産入札システム「OnBid(オンビッド)」を通じてチームKリーグの選手たちのサイン入りユニフォームと愛蔵品をチャリティーオークションに出品した。
その結果、GKイ・チャングン(30、大田ハナシチズン)の着用ユニフォームが56万7000ウォン、ペク・スンホ(26、全北現代モータース)の着用スパイクが55万2000ウォンで落札されるなど、多くのKリーグファンの参加によって今回の寄付金が造成された。
連盟のチョ・ヨンサン事務総長は、「Kリーグはファンの関心と応援を地域社会に還元するために常に最善を尽くしている。 今回の寄付に参加してくださった方々に感謝し、浸水被害で困難に直面した市民に少しでも役に立てればと思う」と感想を述べた。
KAMCOのナム・ヒジン理事は、「水害地域住民支援のために行われた今回の寄付公募に参加してくださったKリーグの選手たちと、OnBidの顧客たちに感謝を申し上げたい」と伝えた。
なお、連盟は寄付金伝達とともに、Kリーグ各クラブと連係して、△環境キャンペーン「グリーンキックオフ」、△移動弱者のための案内地図製作キャンペーン「みんなのサッカー場、みんなのKリーグ」、△1対1メンタリングプログラム「Kリーグドリームアシスト」など、各クラブのホームタウンで多様な社会貢献活動を繰り広げている。
(文=ピッチコミュニケーションズ
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