アジアサッカー連盟(AFC)は8月24日、2023-2024シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージの組み合わせを発表した。
今季ACLにおいて、韓国勢は昨季Kリーグ1(1部)王者の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)、FAカップ王者の全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータース、昨季Kリーグ1 3位の浦項(ポハン)スティーラーズ、昨季Kリーグ1 4位でプレーオフ勝者の仁川(インチョン)ユナイテッドの4チームが出場する。
蔚山は7大会連続12回目、全北は6大会連続16回目、浦項は2大会ぶり12回目の出場で、仁川は今回がクラブ史上初のACL出場となる。
組み合わせ抽選の結果、昨季に17年ぶり3度目のリーグ王者に輝いた蔚山は、川崎フロンターレ(日本)と、ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)、BGパトゥム・ユナイテッド(タイ)らと同じグループIに入った。
蔚山は今季リーグ戦でも第27節終了時点で19勝3分5敗の勝ち点60とし、2連覇に向けて首位独走中。チームには元ザスパクサツ群馬、大宮アルディージャ、柏レイソル、浦和レッズのMF江坂任(31)をはじめ、元サガン鳥栖、鹿島アントラーズのDFチョン・スンヒョン(29)、元FC東京、大宮、ガンバ大阪のDFキム・ヨングォン(33)、元セレッソ大阪のMFキム・ソンジュン(35)、元アルビレックス新潟のDFイ・ミョンジェ(29)が所属している。
チームを率いるのは、現役時代にベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)や柏で活躍したホン・ミョンボ監督。ちなみに、フィジカルコーチは横浜F・マリノスや浦和、サンフレッチェ広島などでもコーチを務めた池田誠剛氏だ。
昨季FAカップ王者の全北は、バンコク・ユナイテッド(タイ)、ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)、傑志(香港)と同じグループFに入った。
全北は12勝5分10敗の勝ち点41で3位。シーズン序盤にキム・サンシク前監督が辞任し、6月から元ルーマニア代表のダン・ペトレスク監督がチームを率いている。
チームには横浜F・マリノスからレンタル移籍中のMF天野純(32)のほか、元アルビレックス新潟、浦和のブラジル人FWラファエル・シルバ(31)、元新潟のDFキム・ジンス(31)、元ツエーゲン金沢のDFチョン・ウジェ(31)らが在籍している。
昨季Kリーグ1で3位に入り、2大会ぶりにACLの舞台に帰ってきた浦項は、浦和レッズ(日本)、武漢三鎮(中国)、ハノイFC(ベトナム)と同じグループJに入った。
前回出場の2021年ACLでは準優勝を果たした浦項は現在、13勝10分4敗の勝ち点49で首位・蔚山に次ぐ2位。チームには元ジュビロ磐田、鳥栖、V・ファーレン長崎のFWペク・ソンドン(32)のほか、昨季に大邱(テグ)FC所属でグループステージで浦和相手にゴールを決めたブラジル人FWゼカ(26)、元愛媛FC、レノファ山口、カマタマーレ讃岐のDFパク・チャニョン(27)、元鳥栖のDFパク・ゴヌ(22)などが在籍している。
去る22日のプレーオフでベトナムのハイフォンFCに延長戦の末3-1で勝利し、クラブ初の本大会進出を果たした仁川は、横浜F・マリノス(日本)、山東泰山(中国)、カヤ・イロイロ(フィリピン)と同じグループGに入った。
今季リーグ戦では、9勝10分8敗の勝ち点37で6位と中位につけている仁川。チームには今夏の移籍市場でヴィッセル神戸から1年ぶりに復帰したモンテネグロ代表FWステファン・ムゴシャ(31)のほか、元モンテディオ山形のGKミン・ソンジュン(24)、元神戸、大分トリニータ、愛媛のDFカン・ユング(30)、元柏、湘南、群馬、ロアッソ熊本のDFクォン・ハンジン(35)らが在籍している。
なお、ACLグループステージ東地区の日程は、9月19~20日に第1節、10月3~4日に第2節、10月24~25日に第3節、11月7~8日に第4節、11月28~29日に第5節、12月12~13日に第6節が行われる。
決勝トーナメントは2024年2月からスタートし、決勝は同年5月に行われる。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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