Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、8月12~13日に行われたKリーグ1(1部)第26節、12日と14~15日に行われたKリーグ2(2部)第26節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
Kリーグ1第26節のMVPは済州(チェジュ)ユナイテッドのブラジル人FWユリ(25)だ。
ユリは8月12日、済州ワールドカップ競技場で行われた水原(スウォン)FC戦で2ゴールを決め、チームを3-0の勝利を導いた。
この日、ユリは前半34分に右サイドからのクロスをヘディングで合わせ、先制ゴールを決めると、前半終了直前には左足で追加点を挙げた。
かつて2019年シーズンに日本のガイナーレ鳥取にも在籍したユリは、今季成績を23試合8ゴール4アシストとし、済州の最多スコアラーとして活躍している。
ベストマッチは、13日に大田(テジョン)ワールドカップ競技場で行われた大田ハナシチズン対FCソウルの試合だ。同日の試合は両チーム合計7ゴールが入り乱れる熾烈な攻防戦の末、大田が4対3で勝利した。
ベストチームは江原FCだ。江原は12日、ホームの江陵(カンヌン)総合運動場で首位の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)を2-0で破り、最下位脱出に成功した。
なおベストイレブンには、今夏の移籍市場でヴィッセル神戸から仁川(インチョン)ユナイテッドに復帰し、13日に行われた大邱(テグ)FC戦で1ゴール1アシストを記録したモンテネグロ代表FWステファン・ムゴシャ(31)も含まれた。
Kリーグ2第26節のMVPは、金泉尚武(キムチョン・サンム)のFWイ・ジュンソク(23)だ。
イ・ジュンソク15日、金泉総合運動場で行われたソウルイーランドFC戦で1ゴールを決め、4-0の大勝に貢献した。勝利した金泉はベストチームにも選ばれた。
ベストマッチは14日に天安(チョナン)総合運動場で行われた天安シティFC対金浦(キムポ)FCの試合だ。試合は金浦が2-0で勝利している。
Kリーグ1、Kリーグ2のベストイレブンは以下の通り。
◇
―Kリーグ1
FW:チアゴ(大田ハナシチズン)、ユリ(済州ユナイテッド)、ステファン・ムゴシャ(仁川ユナイテッド)
MF:ジェルソ・フェルナンデス(仁川ユナイテッド)、ソ・ミヌ(江原FC)、ペ・ジュンホ(大田ハナシチズン)
DF:カン・ユンソン(大田ハナシチズン)、カン・トゥジ(江原FC)、キム・ドンミン(仁川ユナイテッド)、イム・チャンウ(済州ユナイテッド)
GK:キム・ドンジュン(済州ユナイテッド)
―Kリーグ2
FW:イ・ジュンソク(金泉尚武)、キム・ボヨン(富川FC 1995)、パク・ドンジン(釜山アイパーク)
MF:ブルーノ・ラマス(釜山アイパーク)、カン・ヒョンムク(金泉尚武)、チャン・ユンホ(金浦FC)
DF:オ・ジョンウォン(釜山アイパーク)、キム・テハン(金浦FC)、チョ・ウィジェ(釜山アイパーク)、キム・ソンミン(金浦FC)
GK:ク・サンミン(釜山アイパーク)
(文=ピッチコミュニケーションズ)
前へ
次へ