ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(29)が、球団の“ノートレード”宣言から24時間足らずでマウンドに上がり、メジャー初の完封勝利に成功した。
大谷は7月28日(日本時間)、敵地コメリカ・パークで行われたデトロイト・タイガースとのダブルヘッダー第1試合で先発登板し、9回111球を投げて1被安打、8奪三振、3四球を記録。チームを6-0の勝利に導いた。
メジャー6年目、83試合目の登板で初の完投&完封勝利だ。
大谷の力投に応え、打線も2回にトレイ・キャベジ(26)の犠飛で先制点を奪うと、4回にキャベジの2点適時打、6回にテーラー・ウォード(29)の2ラン本塁打、8回にウォードのソロ本塁打で追加点を挙げ、大谷のシーズン9勝目を祝福した。今季防御率は3.43だ。
打席では「2番・指名打者」で5打数無安打に終わったが、現役時代にエンゼルスでもプレーしたラジオ解説のマーク・ラングストン氏は「オオタニが先発登板するときの打撃はボーナスだ」とコメントしていた。
そんな大谷は、続くダブルヘッダー第2試合にも「2番・指名打者」で出場。2回にシーズン37号目の2ラン本塁打、さらには4回に38号目のソロ本塁打を放ち、第1試合の打撃不振を一気に挽回した。
エンゼルスは第2試合も11-4で制し、タイガースとのダブルヘッダーを連勝で終えた。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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