アトレティコ・マドリード率いるディエゴ・シメオネ監督が、獲得の噂があった韓国代表MFイ・ガンイン(22、パリ・サンジェルマン)について言及した。
アトレティコは本日(7月27日)、韓国のソウルワールドカップ競技場でチームKリーグ(Kリーグ選抜)との「Coupang Playシリーズ」第1戦を戦う。
試合に先立ち、前日の26日に行われた記者会見にはアトレティコからシメオネ監督とスペイン代表MFコケ(31)が出席した。
25日に韓国に入国したアトレティコは、空港で韓国ファンの熱烈な歓待を受けた。
指揮官が「空港に到着したときから多くの応援を受けた。ホテルでもそうだった。ピッチで良いパフォーマンスをお見せできるように頑張りたい」と感謝を伝えると、コケも「多くの歓待を受け、ファンの愛情を確認できた。良いプレーで応えたい」と語っていた。
そんなアトレティコは、今夏の移籍市場でイ・ガンイン獲得の噂が伝えられていた。
バレンシアで下部組織からトップチームまでプレーし、昨季はマジョルカで大活躍を披露したイ・ガンインは、スペイン国内のみならず欧州各国のクラブから高い評価を受けた。そこで、“韓国の至宝”のアトレティコ移籍説が浮上した。
ただ、イ・ガンインはアトレティコとの繋がりが伝えられたなかで、最終的にPSG移籍を選んだ。
PSG加入後はプレシーズンマッチ初戦でハムストリングを負傷したが、現在行われている日本ツアーには同行している。まだ試合には出場できない状態だが、新たなチームメイトたちと時間を過ごしている。
そのイ・ガンインの獲得説があったことについてシメオネ監督は自ら言及。「そのような噂はあったが、イ・ガンインはパリ・サンジェルマンに向かった」と伝えた。
また、「韓国サッカーは成長を遂げており、多くの関心を集めている。チームKリーグとの試合を通じて韓国の選手たちをチェックしたい」と語っていた。
なお、本日行われるチームKリーグ対アトレティコは20時キックオフ予定だ。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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