パリ・サンジェルマン（PSG）の韓国代表MFイ・ガンインがアル・ナスル戦を欠場する。ただ、深刻な負傷ではないことは確認された。
イ・ガンインは現在行われている日本ツアー初戦のアル・ナスル戦で先発ラインナップから外れた。
親善試合の特性上、メンバーから除外された選手はおらず、ベンチには名を連ねているが、試合には出場しないものとみられる。
ただ、試合会場のヤンマースタジアム長居現地でPSGのメディア関係者は「イ・ガンインは今日は欠場する」と伝えた。
また、「大きく心配するほどの深刻な負傷ではない。大きな問題はないが、ひとまず今日は出場できない。試合後、ミックスゾーンでのインタビューも不可能だ」と付け加えた。
同日、U-24韓国代表率いるファン・ソンホン監督が「最大半月ほど時間が必要だと聞いた。深刻な負傷ではないが、懸念はある。慎重になる必要はありそうだ」と説明していたものと似た内容だ。
イ・ガンインは試合前、ピッチには登場したがスパイクを履かず、ウォーミングアップには参加しなかった。ベンチに座り、チームメイトが試合の準備をする様子だけを見守っていた。出場はほぼ確実にしない見通しだ。
イ・ガンインは去る21日（日本時間）に行われたル・アーヴルとのプレシーズンマッチで先発出場した際、前半途中に右太ももの痛みを訴え、その後交代となった。
来日後もアル・ナスル戦の前日練習には参加していなかった。スニーカーを履いてピッチに登場し、日本現地のファンに挨拶をしたが、練習から外れてチームメイトが走る姿を見守っていた。そして予想通り、イ・ガンインはアル・ナスル戦を欠場し、休息を取る見通しだ。
イ・ガンインがいつまで休息を取るかはまだわからない。
PSGは今後、28日にヤンマーでセレッソ大阪、8月1日に国立競技場でインテルと対戦した後、韓国に渡り8月3日に釜山（プサン）アジアド主競技場で全北現代（チョンブク・ヒョンデ）モータースと対戦する予定だ。
PSG関係者は「日本でプレーできれば良いが、まだ出場可否については言及が難しい。状況を見なければならない」と伝えた。
（構成＝ピッチコミュニケーションズ）
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