杭州アジア大会に出場するU-24韓国代表のファン・ソンホン監督が、パリ・サンジェルマン(PSG)の日本ツアーに参加中のMFイ・ガンイン(22)の負傷状態について言及した。
イ・ガンインは去る21日(日本時間)に行われたル・アーヴルとのプレシーズンマッチで先発出場した際、前半途中に右太ももの痛みを訴え、その後交代となった。
以降はチームの日本ツアーのため来日し、プレシーズンの日程を着実にこなしている。トレーニングこそ消化していないが、各種イベントには参加しているため、重傷ではないだろうという予想が大多数だった。
そんななか、ファン監督は25日から京畿道(キョンギド)・坡州(パジュ)のサッカー国家代表トレーニングセンター(NFC)でスタートしたU-24韓国代表の練習前、記者会見でイ・ガンインに関する質問に答えた。
イ・ガンインは来る9月から開催される杭州アジア大会に出場するU-24韓国代表の最終エントリーに含まれているが、所属チームのPSGと招集に関して完璧な合意がなされたわけではない。
現在も韓国サッカー協会(KFA)、ファン監督がPSGやイ・ガンインと地道にコミュニケーションを取っている。
ファン監督は「すべてを申し上げることは難しいが、(PSGと)契約する際に肯定的な交感をしたことは確認した。”できる、できない”と言うよりは、イ・ガンインの(アジア大会出場)意志がかなり大きい。前向きに考えている」と伝えた。
また、負傷状態についても指揮官が直接説明。「最大半月ほど時間が必要だと聞いた。深刻な負傷ではないが、懸念はある。慎重になる必要はありそうだ」と語っていた。
なお、イ・ガンインは本日(7月25日)、ヤンマースタジアム長居で行われるアル・ナスルとの日本ツアー初戦でベンチ入りしている。
PSGは今後、28日にヤンマーでセレッソ大阪、8月1日に国立競技場でインテルと対戦した後、韓国に渡り8月3日に釜山(プサン)アジアド主競技場で全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースと対戦する予定だ。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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