プレミア12、韓国が台湾に衝撃の敗北…大会連覇と東京五輪出場権が“黄色信号”に

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衝撃の敗北だ。

WBSCプレミア12開幕以降、快調に4連勝していた野球韓国代表が台湾打線の火力に耐えられず、完敗した。

台湾投手をまったく攻略できず低迷した打線も問題だったが、予選3試合で12カ国中、チーム防御率1位を誇っていた韓国投手陣が崩れた点が何よりも痛かった。

プレミア12連覇と2020東京五輪出場権獲得を目指す韓国に、黄色信号が灯った。

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韓国は11月12日、千葉のZOZOマリンスタジアムで行われたプレミア12スーパーラウンド第2戦、台湾との試合に0-7で敗れた。信じていた投手陣が崩れた。

アメリカ戦で力投したヤン・ヒョンジョンとともに、韓国の左腕エースデュオとされていたキム・グァンヒョンが先発登板したものの、台湾打線を抑えることができずに崩壊した。キム・グァンヒョンは3.1イニングを投げ、被安打8、3失点で早々と降板した。

いつもより球速が落ちたキム・グァンヒョンのボールは、台湾打者の格好の餌食にされた。多くの選手がアメリカの舞台を経験している台湾の打者は、キム・グァンヒョンの失投を見逃すことなく、積極的に攻略して得点につなげた。

キム・グァンヒョンに安定感がないと見た韓国キム・ギョンムン監督は、早々に降板させる勝負に出た。

4回に降板したキム・グァンヒョンの肩を叩くキム・ギョンムン監督

ハ・ジェフンが後を継いで1.2イニングを無失点とし、いったんは火消しに成功。しかし7回表、韓国3番手のコ・ウソクが先頭バッターに四球を許すと、続いてマウンドに上がったウォン・ジョンヒョンが2死1、2塁の状況で5番打者チェン・ジュンシウにスリーランホームランを浴びてしまった。

9回表にも1点を許した韓国は最後まで反撃の糸口をつかめないまま、0-7で完敗した。

何よりも深刻なのは、投手陣の崩壊だ。

韓国の予選ラウンド3試合のチーム防御率は0.33で、12カ国中、最も鉄壁の投手陣を誇っていた。3試合での失点は、カナダ戦で許した1点がすべてだった。さらにスーパーラウンド第1戦、アメリカとの試合でも失点は1点。これまで韓国マウンドの実力を存分に見せつけていた。

しかし、オリンピック出場権を獲得するために必ず越えなければならなかった台湾戦で、先発とブルペン陣がいずれも崩れてしまった。台湾戦まで連勝を重ね、甘い2日間の休息を過ごそうとしていた韓国は、重い雰囲気のなかでメキシコ戦(11月15日19時)を準備することとなった。

韓国代表を率いるキム・ギョンムン監督は試合前、「各チームのバッティング感覚は予選から試合を重ねるごとに上がってくるもの。スーパーラウンドに進出したチームは、どれも優勝候補になる資格がある」とし、相手チームのバットを警戒した。

キム監督の予想通り、スーパーラウンドに進出したチームは高い打撃の感覚を誇った。振り返れば、アメリカ戦も結果的に失点を許さなかっただけで、被安打は13に上った。

台湾戦の7回表、痛恨のスリーランを浴びたウォン・ジョンヒョン

各チームの打線の調子が上向いていると仮定すると、先取点を奪って機先を制したチームが試合に勝利する可能性が高まる。試合序盤の勢いに乗って、試合結果を有利に持っていくことができるということだ。

実際に韓国は台湾戦の序盤、相手先発投手が乱れたときに得点を奪えなかったし、逆に台湾に先制点を奪われて主導権を握られた。機先を制された韓国は平常心を取り戻すことができず、敗戦につながっている。

台湾に痛恨の敗北を喫した韓国は、決勝までの道のりが困難になった。

来る11月15日のメキシコ戦、16日の日本戦に勝利してこそ、決勝進出が見える。どちらかを落とせば、3位決定戦に押される可能性がある。他の試合結果によって状況は変わるものの、台湾戦での敗北によって、韓国の歩く道は“いばらの道”に変わった。

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