韓国メディア、“ファウル乱発”のU-20イタリア代表にチクリ「荒かった。巧みに反則性プレーを…」

興奮したイタリアは反則を乱発し、重心をとれなかった主審は試合を混乱させた。

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U-20韓国代表は6月9日(日本時間)、アルゼンチン・ラプラタのエスタディオ・シウダ・デ・ラ・プラタで行われたU-20ワールドカップ準決勝でU-20イタリア代表に1-2で敗れ、決勝進出に失敗した。

敗れたが、よく戦った試合だった。韓国は前半14分にイタリアの先制を許したが、9分後の同23分に同点に追いつき、勝負を振り出しに戻した。

先制して早々に同点に追いつかれ、イタリアの選手たちは動揺した。序盤の繊細なプレーも観られず、戸惑う様子だった。むしろ韓国の反撃に押され、平常心を失い、反則を乱発した。

イタリアは前後半90分間で26回も反則を犯した。12回の韓国の2倍以上を記録するほど荒かった。手を使って顔や肩を押し、巧みに反則性プレーをするなど神経戦を続けた。韓国の同点ゴールもPKから生まれたものだ。

激しいプレーが続いたにもかかわらず、アルゼンチン出身のヤエル・ファルコン・ペレス主審はイタリアの選手を適切にコントロールすることができなかった。ハッキリしない判定で韓国の選手たちを混乱させたりもした。

韓国のPKでも、主審は当初ファウルを宣言しなかった。VARがなければ大きな損害を被るところだった。

後半終盤には、左サイドでイタリアの選手がDFペ・ソジュン(19、大田ハナシチズン)を露骨に押す場面もあったが、主審は笛を吹かずそのまま流した。必ず得られるはずだった決定的なフリーキックのチャンスを奪われる残念な判定だった。

(写真提供=韓国サッカー協会)韓国(赤)対イタリア(青)

今大会、韓国は悔しく不便な判定に苦しんできた。不合理にPKを与えたり、逆にPKを得るべき状況で得られないなど、損害を被る状況が繰り返された。こうした判定の流れは準決勝まで続いた。

韓国は同日、イタリアを相手に良い試合を披露した。よく戦っただけに審判の判定がより敏感に感じられる。

2大会連続決勝進出を狙った韓国としては、悔しい思いが大きく残る90分となった。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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