「野球を愛するすべてのファン、先輩、後輩たちに心から申し訳なく思う」
2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)期間中、赤坂で夜通し飲酒していたことが発覚したキム・グァンヒョン(34、SSGランダース)が謝罪した。
6月1日のサムスン・ライオンズ戦に先立ち、SSGランダース所属投手キム・グァンヒョンが公開謝罪した。
韓国野球委員会(KBO)は選手を特定していないとしていたが、目撃談などを踏まえ、誰なのかは事実上知られていた本件。それらを踏まえ、キム・グァンヒョンは球団と話し合った上で謝罪することにしたという。
SSGのキム・ウォンヒョン監督も「WBC期間中に発生したことだが、うちの所属選手だ。謝罪する」と説明している。
キム・グァンヒョンは謝罪の場で「今回、WBC大会期間中に飲酒をした選手は私だ。大会期間に良くない行動をした。お詫びの言葉を伝えたく、このように場に立った」と話し始めた。
謝罪を決めた理由については「早く謝罪しなければならないと、たくさん考えた。一日も早くしようとした。しかし、他のチームも絡んでいるため、容易ではなかったため、今このように謝ることになった。心から申し訳ない」と説明している。
続いて、「大会期間中、考えもなく行動したという点について、野球を愛するすべてのファン、先輩、後輩たちに心から申し訳なく思う。謝罪したい」とし、頭を下げた。
また「チームのベテランとして考えが足らなかった。自分でコントロールできなかったことについて、たくさん後悔している。関わった後輩選手にも申し訳ないと言いたい。前途有望な野球人生に私が落書きをしたようで申し訳ない。もう一度謝りたい」と付け加えた。
最後に「気になる点はあるだろうが、現在、KBOの調査が進行中だ。KBOの調査に誠実に応じ、結果は謙虚に受け止める。もう一度、野球を愛してくださり、私を応援してくださったファンに心からお詫びする」と再び頭を下げた。
なおキム・ウォンヒョン監督は、キム・グァンヒョンの今後について「今日は1軍から外す。反省の時間が必要だと見た。復帰はまだ分からない。調査結果を見守らなければならないようだ。とにかくうちの所属選手だ。監督としても申し訳ない」と述べた。
キム・グァンヒョンは謝罪したものの、飲み歩いていたとされる人数は少なくとも3人だ。また、大会期間中に赤坂で韓国代表選手が女性を連れて飲み歩いていたという目撃談もあることから、KBOがどのような判断を下すのか注目が集まる。
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