「韓国スポーツ英雄」に選ばれたのは登山家オム・ホンギル、その快挙とは?

2019年10月31日 スポーツ一般

大韓体育会は「2019大韓民国スポーツ英雄」として、世界初となる8000m級の標高上位16峰を完全制覇したオム・ホンギル(59)を選定した。

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大韓体育会は10月30日、オリンピック文化センターで第10回スポーツ英雄選定委員会を開催し、最終的な候補者3人(オム・ホンギル、チョン・イギョン、故チョ・オリョン)を対象に審議した結果、オム・ホンギルを最終的に選定した。

大韓体育会は体育団体、記者、一般国民から候補者の推薦を受け、体育人団と推薦記者団の審査を経て、最終的な候補者を決定している。選定委員会と評価記者団の評価(70%)と国民の支持率調査(30%)に基づいて、今年のスポーツ英雄を最終選定した。

選定委員会は、オム・ホンギルの不屈のチャレンジ精神や人間の限界を克服した点、その人生哲学がスポーツ界を超えて国民に希望を与える原動力になった点を高く評価した。

(写真提供=大韓体育会)オム・ホンギル

オム・ホンギルは1988年にエベレスト登頂。2001年には世界で9番目に、ヒマラヤ8000m峰14座制覇を成し遂げた。

また、最大標高地点「主峰」ではない「衛星峰」を含めた8000m級の完全登頂を目指し、2004年ヤルン・カン峰(8505m)、2007年ローツェシャール峰(8400m)を登頂。世界で初めて“16座”を完登した。

2019大韓民国スポーツ英雄の式典は11月26日午後3時、ソウル・オリンピック・パークテルで開催される予定だ。

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