韓国Vリーグ女子の上位陣に共通する、外国人選手&韓国人選手の“組み合わせ”とは?

新シーズンが開幕した韓国プロバレーボールのVリーグ女子では、外国人選手と韓国人選手の“組み合わせ”がカギとなっているようだ。

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現在、Vリーグ女子はGSカルテックス(1位)と興国生命ピンクスパイダーズ(2位)が首位を争っている。両チームに共通するのは、韓国人選手と外国人選手のコンビがハマっていることだろう。

GSカルテックスでは206cmのマーレター・ルッツとカン・ソフィ、イ・ソヨンのトリオが活躍しており、興国生命もエースのイ・ジェヨンを軸に、ルシア・フレスコとキム・ミヨンの2人も鋭いアタックを披露している。

まだシーズン序盤であるため判断には時期尚早だが、韓国人選手と外国人選手のコンビネーションが両チーム躍進の大きな原動力となっていることは間違いない。

ここまで2勝を挙げ、落としたセットは7セット中1セットと好調なGSカルテックスは、高さを利用したルッツと強力なパワーを備えるカン・ソフィ、イ・ソヨンのアタックで相手を圧倒している。

GSカルテックス

興国生命との直接対決では、このトリオがチーム総攻撃数の87.3%を占め、42点と大量得点を挙げた。

唯一1セットを落とした韓国道路公社ハイパス戦でも、チーム総攻撃数の86.15%の猛攻で58点を決め、チームを勝利に導いた。ルッツの高さと、カン・ソフィとイ・ソヨンのパワーが組み合わされることが、好調の要因と分析されている。またチームの攻撃をけん引するトリオを、高さと経験を兼ね備えたハン・スジがブロッキングで陰ながら支えている。

GSカルテックス率いるチャ・サンヒョク監督は「当分はハン・スジとルッツのブロッキングが相手の脅威となるだろう。1ラウンド経てば対策もされると思うが、それまではウィングスパイカーにとって壁と感じるはずだ」と語った。

興国生命も強力な選手をそろえる。韓国道路公社ハイパスとの開幕戦ではイ・ジェヨンが1人で33得点を挙げ、国際バレーボール連盟(FIVB)女子ワールドカップで見せた能力の高さを存分に見せつけた。

GSカルテックスとの第2戦では不調に苦しんだものの、第3戦の現代建設ヒルステート戦では再び輝きを取り戻し、チームの完勝に貢献した。

素晴らしい活躍を見せるイ・ジェヨンには、195cmのルシアとキム・ミニョンという心強い仲間がいる。2人がイ・ジェヨンに偏りがちな攻撃手段の一端を担うことで、相手の牽制を分散させている。ルシアの強烈なサービスエースも相手を揺さぶる要素だ。

興国生命ピンクスパイダーズ

チームメイトのサポートもあり、イ・ジェヨンは現在まで67得点を記録しているが、チーム総攻撃数で見ると36.41%と、エースに比重が偏らず分散されていることがわかる。

興国生命を率いるパク・ミフィ監督も「ルシアのサーブが効いている。イ・ジェヨン自身もうまくやっているが、キム・ミニョンがアタックで自信を持ってくれてうれしい」と選手たちを評価した。

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