東京五輪の出場権を獲得できない韓国スポーツ…球技種目で苦戦が続く

2019年10月29日 スポーツ一般 #東京五輪

キム・ギョンムン監督率いる野球韓国代表は来る11月6日、東京五輪に向けてスタートを切る。ソウルの高尺(コチョク)スカイドームで開催されるプレミア12ソウル予選グループCでは、オーストラリア、カナダ、キューバと対戦し、6カ国が競争するスーパーラウンド進出を狙う。

アジア・オセアニア諸国のなかで、日本を除く国が1位となれば、そのチームは東京五輪出場権を得る。韓国は台湾、オーストラリアと競合することになる。シドニー五輪と北京五輪で宿敵・日本を破り、それぞれ銅メダルと金メダルを獲得したシーンが思い出される。

野球韓国代表が東京行きを決めれば、オリンピックの熱気も高まるはずだ。

野球に続いて、サッカーやバレーボールの命運も決まる。

サッカーは、2020年1月8~26日にタイで開かれるアジアサッカー連盟(AFC)U-23選手権が、東京五輪アジア最終予選を兼ねている。キム・ハクボム監督率いるU-23韓国代表がここで3位以上の成績を収めた場合、9回大会連続のオリンピック出場を達成することができる。

新司令塔としてコリン・ベル監督を選任した女子サッカー韓国代表は、2020年2月に済州島でオリンピック最終予選を行う。史上初となるオリンピック本大会出場を目指す。

また女子バレーボールは、8月の大陸間予選で惜しくも逃したオリンピック出場権を必ず獲得するという思いが強い。東京五輪出場のためには、2020年1月にタイで予定されているアジア予選で1位にならなくてはならない。

男子バレーボールも2020年1月に中国で、1つの出場権をめぐってイラン、オーストラリアと対戦する。

前へ

2 / 2

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集