韓国プロ野球・KIAタイガースが、品位を損ねる行為をしたという理由でGMを解任した。
KIAタイガースは3月29日午前、品位を損ねる行為で物議を醸したチャン・ジョンソクGMに対して懲戒委員会を開催し、解任を決議した。
球団は「我が球団は昨年、ある選手との交渉過程で金品を要求したという情報提供を先週受けたあと、事実関係などを把握した。しかし、事実関係はともかく、いかなる理由であれ所属選手との交渉過程で金品要求という誤った行動は容認できないと判断し、チャン・ジョンソクGMを懲戒委員会に回付して最終てきに解任措置をとった」と発表した。
チャンGMは昨年、パク・ドンウォン(31、捕手)とのFA契約の過程で、間違った言動をしたという。この件について先週、パク・ドンウォン側からKIA代表取締役に直接情報提供があり、球団は事実関係を把握したあと、チャンGMの解任を決めた。
KIAは今回の事件と関連し、野球ファンに伝える謝罪文を発表している。
KIAタイガースの謝罪全文は以下の通り。
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KIAタイガースは最近発覚したチャン・ジョンソクGMの品位を傷つける行為について、KIAタイガースのファンの皆様はもちろん、プロ野球を愛してくださるファンの皆様に頭を下げてお詫び申し上げます。
また、開幕を控えているKBOリーグ全体に迷惑をかけることになり、リーグ全構成員の方々にもお詫び申し上げます。
KIAタイガースは直ちに事実関係を把握し、いかなる理由であれ、金品要求は正当化されないと判断して、懲戒委員会を開催、直ちにチャン・ジョンソクGMを解任する措置しました。
球団は今回の事案に対して重い責任感を感じ、二度とこのようなことが再発しないよう、すべての球団役職員および選手団の遵法教育にさらに努め、絶えず努力します。
プロ野球を愛してくださり、KIAタイガースを応援してくださるファンの皆様にご心配をおかけしたことについて、改めてお詫び申し上げます。
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