復帰初戦となった17日のコロラド・ロッキーズ戦では3打数3安打、1打点、2得点と大活躍。19日のミルウォーキー・ブルワーズ戦では無安打だったが、得点を追加している。復帰後、オープン戦の打率はなんと5割(6打数3安打)に達した。
『スポーツ・イラストレイテッド』は「ファンは、キム・ハソンがWBCで披露した支配的な打撃を畏敬の念を持って見守った。彼は、韓国が中国を22-2と大きく制した試合で、5回に満塁本塁打を放った」とし、「キム・ハソンは復帰後初試合だったコロラド戦で、打席に立つ度に完璧な姿を見せた。これに先立ち、中国戦の満塁本塁打の勢いをそのままもたらしたような気がした」と褒め称えている。
なおキム・ハソンは昨年、遊撃手の主力として活躍し、球団とファンに信頼を与えた。『SI』は「キム・ハソンは昨シーズン、フェルナンド・タティス・ジュニアが離脱した状況で、遊撃手のポジションを引き受け、チームの中心戦力であることを立証した。また、ハッスルプレーと開放的な性格のおかげで、パドレスのファンが一番好きな選手に生まれ変わった。彼がペトコパークに立つと、ファンが彼の名前を常に連呼する」と高い評価を下した。
続いて、WBCでの失敗が、今季の成績に肯定的な影響を及ぼすものと予想。「キム・ハソンは韓国代表チームで失敗し、パドレスに早期復帰した。おそらく、彼は今シーズン、はるかに大きな責任感を持って毎試合に臨むものと見られる」と見通した。
(記事提供=OSEN)