打線に悔しさが残った。韓国代表はこの日、オ・ジファンの二塁打1本を含め10安打を記録。9安打のオリックスより多くの安打を記録したが、打線の集中力が足りなかった。
この日はメジャー組のトミー・エドマン(27、セントルイス・カージナルス)とキム・ハソンが“テーブル・ヒッター”として先発出場し、注目を集めたが、キム・ハソンが1安打のみ記録。エドマンは4打数無安打と沈黙し、もどかしさを残した。
中心打線も力を発揮できなかった。イ・ジョンフ、キム・ヒョンス(35、LGツインズ)、パク・ビョンホ(36、KTウィズ)、カン・ベクホ(23、KTウィズ)のクリーンナップが安打を凝集できず、点を挙げることができなかった。
試合後半の代打の活躍で、どうにか零封負けは免れた。交代で入ったパク・ヘミンが9回表、先に出塁していたイ・ジョンフを中前安打で三塁まで進塁させた。パク・ヘミンも送球が三塁に行く間に二塁まで走る好判断で一死二、三塁とした。
続けて、同じく代打のパク・ゴヌが左中間を分ける適時打を放ち、その間にイ・ジョンフがホームに帰って代表初得点を生み出した。イ・ジヨンも犠牲フライで1点を追加した。チェ・ジフン(25、SSGランダース)も三塁手の前に落ちる短打が出たが、懸命な走りでセーフとした。
しかし、後続のチェ・ジョンが右飛に打ち取られ、韓国代表は逆転できずに敗れる形となった。
なお、韓国代表は翌7日に同じ京セラドーム大阪で阪神タイガースと対戦。そして、来る9日から東京ドームで行われる1次ラウンドでオーストラリア、日本、チェコ、中国の順に対戦する。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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