韓国代表唯一の三塁手であるチェ・ジョン(36、SSGランダース)が、今回のオリックス戦で欠場するのだ。
チェ・ジョンは米アリゾナ州での代表キャンプ以降、体調やコンディションが優れない状態にある。実際、去る3日にソウルの高尺(コチョク)スカイドームで行われたSSGランダースのフューチャーズ(2軍)との試合でも欠場していた。
それでも、大阪入り後の5日に行われた練習では打撃練習まで消化するなど、コンディションは回復している様子だった。本日の強化試合を控えても、正常に練習は消化できているが、念のため欠場することになった。
イ・ガンチョル監督は5日、「チェ・ジョンのコンディションはもう大丈夫だ。重要なのは9日の試合(オーストラリア戦)であり、6日の試合も問題なければ出場させるが、そうでなければ次の試合(7日の阪神タイガース戦)に出場させる。コンディションは維持できている」と述べていた。
オリックス戦の韓国代表打線は、二塁手トミー・エドマン(27、セントルイス・カージナルス)、三塁手キム・ハソン(27、サンディエゴ・パドレス)、中堅手イ・ジョンフ(24、キウム・ヒーローズ)、左翼手キム・ヒョンス(35、LGツインズ)、一塁手パク・ビョンホ(36、KTウィズ)、指名打者カン・ベクホ(23、KTウィズ)、捕手ヤン・ウィジ(35、斗山ベアーズ)、右翼手ナ・ソンボム(33、KIAタイガース)、遊撃手オ・ジファン(32、LGツインズ)の順と発表された。
打線ではメジャー組のエドマンとキム・ハソンが1、2番打者で出場する“テーブル・セッター”の組み合わせを試す。併せて、チェ・ジョン欠場により正遊撃手のキム・ハソンが三塁手を務め、オ・ジファンが遊撃手を担う”プランB”も稼働。本大会で起こり得る万が一の事態を想定し、オリックス戦を戦う。
(記事提供=OSEN)