捕手として、投手に対する強い信頼も示した。
ヤン・ウィジは「我々の投手陣は強い。若手が投げるボールを熱心に受け止めれば、良い結果がついてくるだろう。今回のWBCでは韓国の若手投手のボールが十分通じると思う。強いボールを投げる投手、変化球の良い投手がまんべんなくそろっている。斗山のキャンプでクァク・ビン、チョン・チョルウォンのボールを受けたが、ビンはすでにシーズン中並みのスピードが出ている」とし、若手の活躍に対する期待感を表した。
ヤン・ウィジとの再会に満面の笑みを浮かべた投手もいる。2019年から昨年までヤン・ウィジとチームメイトだったNCダイノスのエース、ク・チャンモ（26）だ。
ク・チャンモは「きっと大きな助けになるだろう。昨年までシーズンごとにウィジさんと息を合わせてきた。とても頼りになるのが事実だ。気楽に投げられるだろう」と微笑んだ。
斗山とNCでキャリアを築くヤン・ウィジは、クァク・ビン（23）、チョン・チョルウォン（23）、ク・チャンモのほかイ・ヨンチャン（34）とも同じユニホームを着てバッテリーを成した経験がある。ヤン・ウィジと投手陣の絶妙な呼吸が期待できる部分だ。
ヤン・ウィジは最後に、「プレッシャーはない。これまでも国際大会で素晴らしい先輩投手たちと息を合わせてきた。もらった分だけ後輩投手に返したい思いがある」と伝えた。
35歳で迎えるWBCで良い結果を残し、代表の世代交代が自然に実現することをヤン・ウィジは望んでいる。
（構成＝ピッチコミュニケーションズ）
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