一塁手にパク・ビョンホ(36、KTウィズ)とカン・ベクホ(23、KTウィズ)、二塁手にキム・ヘソン(24、キウム・ヒーローズ)、遊撃手にオ・ジファン(32、LGツインズ)、三塁手にチェ・ジョン(35、SSGランダース)で内野手を構成することはできる。
しかし、一塁手以外にバックアップメンバーがいない。キム・ヘソン、オ・ジファン、チェ・ジョンのうち誰か1人でも体調不良で実戦を消化できなくなると、内野陣の構成が不可能になる。
キム・ハソン、エドマン、キム・ヘソンは内野でさまざまな位置を守れるマルチプレーヤーだが、内野手が5人しかいないのであればマルチプレーヤーを保有した意味がない。
韓国は17日のNCダイノス戦を皮切りに、20日にKIAタイガース戦、23日と25日にKTウィズ戦、27日にLGツインズ戦をアリゾナで行う。
そして28日に韓国行きの飛行機に乗り、3月2日から高尺(コチョク)スカイドームで練習を実施する。キム・ハソンとエドマンはそこで代表に合流する可能性が高い。
韓国を率いるイ・ガンチョル監督は、今後5回の実戦について「ひとまず内野手(二遊間)はキム・ヘソンとオ・ジファンを中心に行く。他チームに了解を得なければならなくなったときは、了解を求める」と述べた。代表内野手陣のなかで実戦が難しい選手が出れば、相手チームから内野手を借りる方法で試合に臨むものとみられる。
また、イ監督は投手陣の管理にも気を使うことを強調した。「コンディションによってイニングもチェックする。相手チームの監督と相談して決める。NC戦もカン・イングォン監督と事前に電話をしたが、イニングではなく投球数に合わせて進めることにした。今後の試合もこのように進める計画だ」と伝えた。
現時点で正常に実戦を行うのは難しいかもしれない。それでも、実戦感覚の向上とコンディショニングの二兎を追うという覚悟だ。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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