東南アジアサッカー界で“韓国人指導者”が旬だ。
「東南アジアのワールドカップ」と呼ばれるAFF三菱電機カップ(東南アジアサッカー選手権)で韓国人監督率いる3カ国が準決勝に進出した。
パク・ハンソ監督率いるベトナム代表、キム・パンゴン監督率いるマレーシア代表、そしてシン・テヨン監督率いるインドネシア代表だ。
ブラジル出身のアレシャンドレ・ポルキン監督率いるタイ代表を除けば、ベスト4の75%が韓国人指導者を起用している。韓国人指導者たちが東南アジアに“狂風”を巻き起こしたというわけだ。
東南アジアは元々サッカーインフラが決して良いわけではなく、指導者のプールも狭い方だ。今大会に出場した10カ国のうち、自国出身の監督を雇用した国は1チームもいない。