韓国プロバスケットボールリーグのKBL・全州(チョンジュ)KCCでプレーしたアメリカ人選手アンドレ・エミットが、テキサス州ダラスで武装グループの銃撃に倒れ死亡したという悲報が伝えられた。
アメリカCNNは9月24日「エミットが9月23日(現地時間)午前、ダラスで銃に撃たれて死亡した」と報道した。
CNNによると、エミットは自宅近くで車に乗っていたが、迫ってきた2人の男性と口論を繰り広げ、そのうち1人がエミットに向かって銃を撃った後、逃走したということだ。
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通りがかった人がエミットを発見して通報し病院に運ばれたが、エミットは結局、再び目を覚ますことはなかったという。
エミットは2015-2016シーズンから3年間、KCCでプレーし、リーグ戦129試合に出場。平均24.7得点、6.9リバウンド、3アシストを記録した。
2015-2016シーズンのリーグ優勝に大きく貢献し、そのシーズンの外国人選手賞を受賞。シーズンベスト5にも選ばれた。
1982年生まれのエミットはテキサス工科大学出身で、2004年のNBA新人ドラフト全体35位でシアトル・スーパーソニックスに指名された。
NBAでは2004-2005シーズンにメンフィス・グリズリーズ、2011-2012シーズンにはニュージャージー・ネッツで計14試合に出場しており、平均1.4得点、0.6リバウンドの成績を残した。
最近は“ビッグ3”というアメリカの3対3バスケリーグで活躍していた。“ビッグ3”リーグもエミットの死に哀悼声明を発表した。
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