女子バレーボール韓国代表が世界ランキング1位(2019年1月1日時点)のセルビアを下した。
ステファーノ・ラバリニ監督率いる韓国代表は9月24日、日本の富山総合体育館で行われた2019国際バレーボール連盟(FIVB)ワールドカップ第8戦で、セルビアをセットスコア3-1(25-21、25-18、15-25、25-23)で下した。
この日の勝利で韓国は、ワールドカップの成績を4勝4敗とした。
セルビアは同試合、ベストメンバーを投入せずに2軍級の選手を起用した。韓国はキム・ヒジン(21得点)、キム・ヨンギョン(19得点)、イ・ジェヨン(15得点)が計55点を記録しながら、勝利を導いた。
第1~2セットをキム・ヒジンの活躍で連取した韓国は、第3セット序盤からセルビアにリードを奪われ、主導権を譲った。結局、第3セット中盤には点差が6点以上も離れ、セルビアの反撃を許した。
勝負の第4セットでは、シーソーゲームが続いた。第4セット終盤、韓国はエースのキム・ヨンギョンを前面に立ててリードを奪い、2点差の勝利で試合を制した。
韓国は去る7月、東京五輪大陸間予選を控えて、セルビアで1週間の合宿を行った。当時、韓国はセルビア代表と練習試合を行いながら、競争力を引き上げた。
たとえセルビアがベストメンバーではなかったとしても、今回の対戦で世界ランキング1位を下したことで、韓国は自信を得るきっかけになったと思われる。
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