これまでのW杯では、選手の客室など一部の空間に限って改装を行ってきたが、今大会は違う。
選手が滞在するホテルの出入り口はもちろん、ロビーや廊下などにまでその範囲を広げた。W杯に臨む選手の自信と覚悟を高めるためだ。
各選手が過ごす客室のドアには、選手それぞれの背番号が記されたユニホームのイメージがブランディング。客室内部には、各選手のポスターや韓国代表公式グッズが備えられている。
また、食堂と治療室につながる廊下区域には、歴代のW杯及びカタールW杯アジア最終予選10試合の結果をまとめたバナーが掲示されている。
ホテルだけでなく、アル・エグラ・トレーニングセンターにも韓国代表の士気を高めるための工夫が用いられた。記者会見室には、ファンが直筆で書いた応援メッセージが多数掲載されているのだ。
キャプテンのソン・フンミンはもちろん、MFイ・ガンイン(21、マジョルカ)やDFキム・ジンス(30、全北現代モータース)、FWファン・ヒチャン(26、ウォルヴァーハンプトン)など、代表選手を応援するメッセージで一杯に埋め尽くされていた。
なお、本大会でグループHに入った韓国代表は、11月24日にウルグアイ代表、28日にガーナ代表、12月3日にポルトガル代表と対戦する予定だ。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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