顔面を負傷したFWソン・フンミン(30、トッテナム)の状態に注目が集まるなか、サッカー韓国代表の主治医を務める江西(カンソ)パルンセサン病院のチョ・ユンサン院長は、「深刻な負傷ではない」との判断を下した。
ソン・フンミンは11月2日(日本時間)、アウェイのスタッド・ヴェロドロームで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループD第6節のマルセイユ戦で先発出場するも、前半29分で負傷交代となった。
当時は相手DFとの競り合いで相手の肩が顔面に強く直撃。ピッチにうずくまったソン・フンミンは、そのままベンチに下がり、ロッカールームに直行した。なお、試合はトッテナムが2-1で勝利した。
現時点で正確な状態は明らかになっていない。
試合後、アシスタントコーチのクリスティアン・ステッリーニ氏は「正確な状態のチェックは明日しなければならないが、試合終了後にソン・フンミンはロッカールームで一緒に勝利を祝っていた。まだどんな診断が下されるかは正確にはわからない。脳震とうかどうかもわからない。ただ、ソン・フンミンがケガを負い、目がまだ腫れていることは確かだ」と伝えていた。
W杯を目前に控えた韓国代表エースの負傷に心配の声も挙がるなか、「それほど深刻には見えない」との見解を示したのがチョ・ユンサン院長だ。
本紙『スポーツソウル』の電話インタビューに応じたチョ院長は、ソン・フンミンの負傷について以下のような見解を述べた。