「試合に出場するのに適しているのか、脳震とうに関する規則を適用しなければならない」
トッテナムの韓国代表FWソン・フンミン(30)は11月2日(日本時間)、アウェイのスタッド・ヴェロドロームで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループD第6節のマルセイユ戦で先発出場するも、前半29分で負傷交代となった。
当時、ソン・フンミンはマルセイユのコンゴ代表DFシャンセル・ムベンバ(28)と競り合った際、相手の肩が顔面に強く直撃し、そのままピッチにうずくまった。
鼻から出血もあるなど苦痛を訴えたソン・フンミンは、結局マリ代表MFイヴ・ビスマ(26)との交代でベンチに下がり、ロッカールームに直行した。
なお、試合は前半にマルセイユの先制を許すも、後半にフランス代表DFクレマン・ラングレ(27)のゴールで同点に追いつき、同アディショナルタイムにデンマーク代表MFピエール・エミール・ホイビュルク(27)の劇的な逆転弾でトッテナムが2-1で勝利。これでグループ首位での決勝トーナメント進出を決めた。
同組では、日本代表MF鎌田大地(26)や元日本代表DF長谷部誠(38)が所属するフランクフルトも決勝T進出を決めている。