7月2日に「JR東日本カップ2022第96回関東大学サッカーリーグ戦」、法政大学と筑波大学による第3節延期試合が行われ、0-0の引き分けに終わった。
「中盤にあの三人がいると落ち着かせられるし、主導権を握れることを改めて確認した」
この日、筑波大学の中盤を構成した山内翔、岩本翔、瀬良俊太について、小井土正亮監督はこのように評価した。
「ただ、怖いプレー、ゴールに迫るプレー、足を振る回数となると難しい。怖さという部分でもう一押し足りない」
筑波大学にとっては前期最後のこの試合、主導権を握りながらも、法政大学のゴールをこじ開けることはできなかった。
「森海渡が抜けて、どうやって勝っていくかという試行錯誤の前期だったが、1年生が戦力となってきているので、収穫の多い前期だった」
特に、「守備のところは前期通して手応えがある」という。この日も最終ラインに1年生を二人起用したが、無失点で試合を終えた。
「若いディフェンスラインだったが、みんな体を張ってくれていた。もちろん前線からの切り替えも早かった。前半はシュート1本打たれた程度だった」と称賛。
「あとは得点。何とかしていきたい」と前を見据えた。
(文=玉 昌浩)
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