アジア人選手初のイングランド・プレミアリーグ(EPL)得点王を獲得したソン・フンミン(29、トッテナム)が、“ゴールデンブーツ”を手に韓国の地を踏んだ。
5月24日、ソン・フンミンは多くの報道陣が待つ仁川(インチョン)国際空港を通じて帰国した。
ソン・フンミンは5月23日(日本時間)、英ノリッジのキャロウ・ロードで行われたプレミアリーグ第38節(最終節)のノリッジ戦で2ゴールを記録。チームの5-0の大勝に貢献するとともに、今季リーグ戦22~23ゴール目をマークした。
試合後、「まずチームが(来季)チャンピオンズリーグに出場できて嬉しい。チームメイトたちが得点王になれるように手伝ってくれて、幸せな時間を過ごしたようだ」とし、「毎日夢を見る童話のなかで生きている気分だ。特に、幼い頃から夢見てきたプレミアリーグ得点王という、本当にとんでもないことを成し遂げた」と感想を伝えた。
ソン・フンミンの活躍にサッカー韓国代表のパウロ・ベント監督も、「得点王は良いことだ。所属チームはもちろん、韓国サッカーにも重要だ。おめでとう。皆が幸せそうだ」と祝福している。
そしてこれからは代表で“魅せる”番だ。23日にベント監督が発表した招集リストに名を連ねたソン・フンミンは、6月2日から行われる南米チームとのAマッチ4連戦を行う。
特に、2日はソウルワールドカップ競技場でブラジル代表と対戦する。ネイマールとのエース対決は、世界が注目している。
韓国代表は30日に坡州(パジュ)トレーニングセンター(NFC)に招集され、4連戦の準備に取り掛かる。
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