韓国Kリーグ1(1部)の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)は3月23日、ハンガリー人FWマルク・コスタ(25)を獲得したことを発表した。背番号は「99」を着用する。
1996年9月26日生まれのコスタは、自国の名門ブダペスト・ホンヴェードのユース出身で、プロデビュー以降はキシュヴァールダ、メゼーケヴェシュド・ジョーリSE、ウーイペシュトといった国内クラブを渡り歩いた。
その後、2020年夏に加入したザラエゲルセグでは、2021-2022シーズン途中までにリーグ戦25試合11ゴール2アシストの活躍を披露し、得点ランキングで3位に入っていた。また、U-17からU-21までハンガリーの世代別代表をあまねく経験した実績もある。
FWオ・セフン(23)の清水エスパルス移籍により、一時は前線の駒不足に悩まされた蔚山現代だが、今季新たに獲得した元韓国代表FWパク・チュヨン(36)、ブラジル人FWレオナルド(24)にコスタを加えた3選手の補強に成功した。
蔚山現代は新加入のコスタについて、「両足でボールを自由自在に扱う技術とチームメイトとの連携が優れた選手だ」とし、「天野純やイ・チョンヨン、イ・ギュソンといった国内トップレベルの中盤と流麗なコンビネーションを発揮してくれるはずだ」と期待を寄せた。
コスタは「今シーズンの蔚山現代の試合はすべてチェックした。これから素晴らしいチームメイトとともにする時間が楽しみだ。ファンやチームメイトの期待に応え、蔚山現代にとって欠かせない選手になりたい」と意気込みを伝えた。
なお、蔚山現代は来る4月15日から5月1日まで行われるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージで、川崎フロンターレ(日本)、広州FC(中国)、ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)と同じグループIを戦う。
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