W杯出場確定の韓国代表、ベント監督が「最多勝記録更新」「ホーム20試合連続無敗」に挑む!

韓国代表を率いるポルトガル人指揮官のパウロ・ベント監督が、同国代表の史上最多勝記録に挑む。

【写真】韓国代表、東京五輪で“握手拒否”の瞬間

韓国代表は今月行われるカタールW杯アジア最終予選グループAの2試合で、24日にホームでイラン代表、29日にアウェーでUAE代表と対戦する。

ベント監督は2018年8月の韓国代表監督就任以降、計27勝を挙げた。これまで41試合を戦い、27勝10分4敗を記録した。なお、2020年に行われた東京五輪代表とのスペシャルマッチ(1勝1分)は、国際Aマッチではないため記録から除外された。

27勝という数字は、2014~2017年に韓国代表を率いたウリ・シュティーリケ元監督が持つ最多勝記録と並んで首位タイに立つ。当時、シュティーリケ監督は39試合で27勝5分7敗を記録した。

したがって、ベント監督は今回のイラン代表戦で28勝目となる勝利を手にすれば、これまでの韓国代表監督において単一在任期間最多勝となる新記録を打ち立てることになる。

なお、単一期間ではなく通算在任期間で計算すれば、国際Aマッチ最多勝1位は1970年代に韓国代表を2度も率いた故ハム・フンチョル監督となる。

ハム監督は1974~1976年の初の在任期間に25勝を挙げると、2度目となる1978~1979年に18勝を記録し、通算43勝を達成した。

(写真提供=韓国サッカー協会)パウロ・ベント監督

ベント監督は“ホームゲーム無敗”の記録も続けている。韓国代表はベント監督初采配となった2018年9月のコスタリカ代表戦(1-0で勝利)を皮切りに、昨年11月のカタールW杯アジア最終予選のUAE代表戦(1-0で勝利)まで、韓国ホームで行われた19回の国際Aマッチで15勝4分と一度も敗れていない。

ホームでの19試合連続無敗は1990年以降32年ぶりの最多記録であり、今回のイラン代表戦で負けなければ20試合連続無敗の大台に乗る。

1997年のチャ・ボムグン監督体制から代表チーム専任監督制度が本格的に始まって以降、これまで13人の監督が韓国代表を指揮してきたが、ホームゲームで一度も敗れなかった指揮官はベント監督とディック・アドフォカート監督の2人しかいない。もっとも、アドフォカート監督はホームで6回しか試合をしていないため、記録の純度は落ちている。

来る24日、韓国代表はソウルワールドカップ競技場でイラン代表とのW杯最終予選第9戦を戦う。

現時点で韓国代表は勝ち点20の2位につけており、2ポイント差で首位のイラン代表(勝ち点22)を下せば、逆転で首位に浮上できる。通算対戦成績では9勝10分13敗と劣勢であるが、ベント監督は“宿敵”相手に勝ち星を挙げようと燃えている。

最終予選を首位通過するという目標だけでなく、ベント監督体制の新記録を達成するためにも、イラン代表戦が決して負けられない戦いであることは間違いない。

(記事提供=OSEN)

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