韓国サッカー協会は3月14日、カタールW杯アジア最終予選グループAの2試合を戦う韓国代表メンバー25人を発表した。
ここまで8試合終えて6勝2分の勝ち点20を積み上げ、すでにグループ2位以上確定で本大会出場を決めている韓国代表。
選ばれた25人には、前回の最終予選を負傷により欠場したソン・フンミン(トッテナム)とファン・ヒチャン(ウォルヴァーハンプトン)が復帰。欧州組はこの2人を含む5人が招集された。
そしてJリーグからはキム・スンギュ(柏レイソル)、クォン・ギョンウォン(ガンバ大阪)の2人が選出。元Jリーガーでは、キム・ヨングォン(蔚山現代)、キム・ジンス(全北現代モータース)、ナ・サンホ(FCソウル)、チョン・ウヨン(アル・サッド)、ファン・ウィジョ(ボルドー)が選ばれた。
また、パク・ミンギュ(水原FC)がA代表初選出となっている。1995年8月生まれの同選手はFCソウルユース出身で、2017年にFCソウルでプロデビュー。その後、2019年に大田シチズン(現・大田ハナシチズン)にレンタル移籍したあと、2020年に水原FCに完全移籍した。昨季は釜山アイパークにレンタル移籍でプレーし、今季は復帰した水原FCで開幕から5試合すべてに出場していた。Kリーグ通算記録は1部6試合、2部72試合4アシストだ。
そのほか、キム・ドンジュン(済州ユナイテッド)は2018年1月以来4年ぶり、イ・ジェイク(ソウルイーランドFC)は2019年10月以来2年5カ月ぶり、ユン・ジョンギュ(FCソウル)は昨年3月の日本代表との国際親善試合以来1年ぶりにA代表選出となった。
一方、所属チームで負傷離脱中のファン・インボム(ルビン・カザン)、イ・ドンギョン(シャルケ)、イ・ヨン(全北現代モータース)、ホン・チョル(大邱FC)、ク・ソンユン(金泉尚武)らはメンバーを外れた。
なお、韓国代表は24日にホームのソウルワールドカップ競技場でイラン代表、29日にアウェーのアール・マクトゥーム・スタジアムでUAE代表と対戦する。
以下、W杯アジア最終予選を戦う韓国代表メンバー25人。
◇
―GK
キム・ドンジュン(済州ユナイテッド)
キム・スンギュ(柏レイソル/日本)
ソン・ボムグン(全北現代モータース)
チョ・ヒョヌ(蔚山現代)
―DF
クォン・ギョンウォン(ガンバ大阪/日本)
キム・ミンジェ(フェネルバフチェ/トルコ)
キム・ヨングォン(蔚山現代)
キム・ジンス(全北現代モータース)
キム・テファン(蔚山現代)
パク・ミンギュ(水原FC)
パク・ジス(金泉尚武)
ユン・ジョンギュ(FCソウル)
イ・ジェイク(ソウルイーランドFC)
―MF
クォン・チャンフン(金泉尚武)
キム・ジンギュ(釜山アイパーク)
ナ・サンホ(FCソウル)
ペク・スンホ(全北現代モータース)
ソン・フンミン(トッテナム/イングランド)
ソン・ミンギュ(全北現代モータース)
イ・ジェソン(マインツ/ドイツ)
チョン・ウヨン(アル・サッド/カタール)
チョン・ウヨン(フライブルク/ドイツ)
ファン・ヒチャン(ウォルヴァーハンプトン/イングランド)
―FW
チョ・ギュソン(金泉尚武)
ファン・ウィジョ(ボルドー/フランス)
■“死の組”避けたい韓国、最終予選残り2試合も気が抜けない理由
前へ
次へ