北京冬季五輪でショートトラック中国代表を率いたキム・ソンテ監督が、大会を終え母国に帰国する旨を明かした。
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キム・ソンテ監督は2月18日、微博(ウェイボー=中国版SNS)を通じて「北京冬季五輪ショートトラックの競技がすべて終了した。ショートトラック中国代表を愛してくれたことに感謝する」と伝え、以下のように続けた。
「私は2004年に中国と縁を結び、約20年もの間、ショートトラック中国代表を見てきた。中国から優秀なショートトラック選手が誕生する光景をたくさん目撃した。彼らが誇らしい。彼らは本当に素晴らしい選手だ」
そして、「スポーツの最も大きな魅力は挑戦するということだ。スポーツに国境はない」とし、「マスクをしてガムを噛んでいた私を好きでいてくれたことに感謝する」と、中国のファンに感謝を伝えた。
最後に、「私は直に韓国に帰り、家族との時間を過ごす。また皆さんとお会いできることを期待している」と締めくくった。
キム・ソンテ監督のほか、中国代表の技術コーチを務めたヴィクトル・アンも韓国に帰国するようだ。中国メディアが報じたところによると、ヴィクトル・アンは2月末に中国代表との契約が満了した後、韓国に戻り家族と会う予定だという。
2019年からショートトラック中国代表を率いたキム・ソンテ監督は、翌2020年に合流したヴィクトル・アンとともに代表強化に乗り出した。
北京冬季五輪では中国代表をめぐり物議を醸した“疑惑判定”もあったが、最終的にショートトラックで金メダル2枚(男子1000m、混合2000mリレー)、銀メダル1枚(男子1000m)、銅メダル1枚(女子3000mリレー)を獲得した。
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