韓国Kリーグ2(2部)の全南(チョンナム)ドラゴンズは1月5日、Kリーグ1(1部)の水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスからDFチェ・ジョンウォン(26)を獲得したことを発表した。
【注目】ファジアーノ岡山の新加入FWハン・イグォンはどんな選手?
1995年8月16日生まれのチェ・ジョンウォンは、身長186センチ、体重83キロの左利きのセンターバック。
建国(コングク)大学4年時の2017年3月に行われたデンソーカップサッカー第14回日韓大学定期戦では、全韓国大学選抜キャプテンとして出場し、2-1の勝利に貢献して大会最優秀選手に選ばれた。
その後、同年12月にJ2リーグのファジアーノ岡山に入団し、2018シーズン開幕戦の徳島ヴォルティス戦でプロデビュー。同年のリーグ戦はこの1試合のみの出場に終わったが、2019シーズンは35試合、2020シーズンは9試合に出場。3シーズンでJ2通算45試合に出場した。
2021シーズンは水原三星ブルーウィングスに加入し、自身初となるKリーグに挑戦。リーグ戦、カップ戦含め公式戦通算22試合2ゴールを記録していた。
チェ・ジョンウォンは全南加入に際し、「全南に加入できて光栄であり、感謝している。自分が持っている長所を活用してチームに貢献したい。チームの目標である1部昇格のために最善を尽くす」と決意を伝えた。
なお、2021シーズンのKリーグ2を10チーム中4位で終え、1部昇格に失敗した全南は、FAカップで優勝したことにより、2022シーズンのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)にグループステージから出場することが決まっている。
クラブとしては2008年以来14年ぶり、韓国2部所属としては史上初めて戦うACLで、チェ・ジョンウォンがプレーする姿を見ることはできるのだろうか。
前へ
次へ