かつてアーセナルの9番を背負った元韓国代表FW、指導者を提案されるも現役続行を表明

2021年12月16日 サッカー #Kリーグ

かつてプレミアリーグのアーセナルで9番を背負ったFWパク・チュヨン(36)が、現所属チームであるKリーグ1(1部)のFCソウルとの別れを表明した。

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パク・チュヨンは12月15日、自身のインスタグラムで「ファンに伝えたいことがある」と切り出し、「FCソウルと今季終了前まで計3回ミーティングを行った。ソウルは私にユースチームの指導者を提案したが、私は選手生活を続けるという意志を伝えた。ソウルと選手が議論した未来に関する内容は、これですべて」と語った。併せて「選手として活動する新チームを探さなければならない状況」と付け加えた。

これまで、今年FCソウルとの契約が満了するパク・チュヨンの去就を巡って、様々な推測が飛び交った。彼は今シーズン、リーグ17試合に出場したが、キャリア初の「シーズン無得点」に終わっている。

パク・チュヨン

急激な成績降下を経験したパク・チュヨンは、2部降格の危機に直面したシーズン後半、ピンチヒッターとして就任したアン・イクス監督体制でも定着できなかった。アン・イクス監督は最近、取材陣に対し、「どこへ行っても、パク・チュヨンの名にふさわしい良いメッセージを続けてくれると信じている」と語り、別れを予告した

一部では、クラブがパク・チュヨンにプレイングコーチ(選手兼指導者)の職を提案したという話も出ているが、具体的にプレイングコーチについては話を交わさなかったという。

そしてパク・チュヨンの言葉通り、クラブはユースチームの指導者を先に言及したという。現役生活を続けるという考えを何度も強調したパク・チュヨンは、結局新たなチームを探すこととなった。

現在、大邱FCが有力候補として浮上しているが、まだまだ不透明な状況だ。

パク・チュヨンは「ソウルで嬉しい時も悲しい時もあったが、皆さんと一緒にいれて幸せだった。10年6カ月という時間を、この短い文章にすべて盛り込むことができるだろうか」とし、「いつも無愛想で今も恥ずかしいが、ソウルのファンの皆さんは私の人生で永遠の1番」とし、「ソウルは私の心の中で最も大きな場所に位置している。片思いになっても心は変わらない。いつかソウルがどんな役でも私を必要としているなら、必ずその呼びかけに応じる」と愛情を示した。

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