ヒマラヤに消えた韓国登山家、2021年スポーツ英雄に…

2021年12月08日 スポーツ一般

大韓体育会は12月7日、オリンピック文化センターで第3次スポーツ英雄選定委員会(委員長キム・スンチョル)を開催し、最終候補者4名(キム・スニョン、故キム・ホンビン、パク・ハンソ、故ユ・サンチョル)を対象に審議した結果、故キム・ホンビン英雄を2021年大韓民国スポーツ英雄に選定した。

選定委員会は故キム・ホンビン英雄が韓国を代表する登山家として、世界7大陸の最高峰に登頂したことや、障害者として世界で初めてヒマラヤ14座制覇を通じ、絶えず国民に挑戦精神と希望を与えた点を高く評価した。

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(写真提供=KOC)登山家の故キム・ホンビン

故キム・ホンビン英雄は1989年のエベレスト(8848m)初遠征登山を皮切りに、1991年北米最高峰マッキンリー(6194m)登山中に遭難し10本の指を失ったにもかかわらず、これに屈することなく1997年ヨーロッパのエルブルズ(5642m)から2009年の南極大陸ビンソンマシフ(4897m)まで7大陸最高峰を完登した。

また、2006年のガッシャーブルムⅡ峰(8035m)から2021年のブロード・ピーク(8047m)登頂までヒマラヤ8,000m峰14峰を障害者の世界で初めて登頂する業績を達成した。

大韓民国スポーツ英雄は、スポーツ団体、メディア、一般国民から推薦を受け審査を経て最終候補者4人を決め、評価団の業績評価とホームページによる国民支持率の結果を参考にスポーツ英雄選定委員会において最終的に選ばれる。

2021年大韓民国スポーツ英雄献額式は、12月22日にオリンピック公園内のオリンピックホールミューズライブにて行われる予定だ。

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