ベトナムで奇跡の“成功神話”を築き続けているパク・ハンソ監督(60)は、なぜ韓国内で成功できなかったのだろうか。
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ベトナムサッカーをけん引するパク監督は、2017年10月に監督就任以降、失敗知らずの栄光の道を歩み続けている。そんな彼の成功を、“パク・ハンソマジック”と呼ぶ者もいる。
マジックは2018年1月のアジアサッカー連盟(AFC)U-23選手権準優勝から始まった。当時は、雪の降る競技場で光り輝く成功を収めた、ただの“忘れられた指導者”に過ぎなかったが、2018年に入りジャカルタ・アジア大会ベスト4、東南アジアサッカー連盟(AFF)スズキカップ優勝と偉業を次々に打ち立て、“成功神話”を築いていった。
今年は1月のアジアカップでベスト8入りを果たすと、11月25日から12月10日にかけて行われた2019東南アジア競技大会(SEA Games)で、ベトナムを60年ぶりの金メダルに導いた。
そんなパク監督だが、かつては韓国内で“失敗した指導者”という烙印を押されていた。