中国でも爆発中の“バレー女帝”キム・ヨンギョン、開幕直前の厳しいルール変更もむしろ好影響に

今季からキム・ヨンギョンが加入した上海が好調だ。

キム・ヨンギョンは11月30日、2021-2022中国女子バレーボールスーパーリーグ福建との試合で両チーム最多得点の25得点を記録し、セットスコア3-1(25-15、23-25、25-20、25-19)の勝利に導いた。

27日に行われた遼寧との開幕戦で17得点を挙げ、3-0の完勝を牽引したのに続き、再び実力を誇示した。キム・ヨンギョンの活躍で上海は3連勝をマークし、最高のスタートを切っている。

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(写真=上海Weibo)

上海にはキム・ヨンギョンと東京五輪MVPのジョーダン・ラーソンを擁している。優勝に向けて強力な助っ人2人を迎え入れたが、中国リーグはシーズン開始直前に外国人選手の出場を1人に制限する規定を新設した。重要な規定を球団が選手を獲得したあとに発表したため、現場に混乱をもたらした。

上海にとっては予想外のルール変更だった。世界トップクラスの選手を2人も獲得したものの、そのうち1人しか出場できなという点は致命的だった。一部では、上海の独走を防ぐための規定という分析も出ているほどだ。

厳しいルール変更だが、上海は両選手をローテーションで出場させて威力を発揮している。タイトな日程の中でキム・ヨンギョンとラーソンが交互に出場するため、自然にバランスが取れるようになったようだ。

キム・ヨンギョンは1989年生まれ、ラーソンは1986年生まれと両者ともベテランの域に入っているため、ローテーションで回すことがむしろ役立っている。

急遽作られたルールでも、上海の独走を食い止めるのは容易ではなさそうだ。

◇キム・ヨンギョン プロフィール

1988年2月26日生まれ。韓国・京畿道出身。身長192cm。上海ブライトユーベスト(中国)所属。小学4年生からバレーを始め、2005年に新人ドラフト1位で韓国Vリーグの興国生命ピンクスパイダーズに加入。その後、JTマーヴェラス(日本、2009年~2011年)、フェネルバフチェ(トルコ、2011年~2017年)、上海ブライトユーベスト(中国、2017年~2018年)、エジザージュバシュ(トルコ、2018年~2020年)と海外を転々とし、2020-2021シーズンは11年ぶりに復帰した興国生命でプレー。東京五輪でキャプテンとして女子バレー韓国代表をベスト4に導いた後、2021年8月12日に代表引退を発表した。

2019年8月から『シッパンオンニ(食パンお姉さん)』という名前でYouTubeチャンネルを運営している。チャンネル登録者数は約137万人で、総再生回数は約7234万回。

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