ドイツ・フランクフルトの地元紙『Frankfurter Neue Presse』は11月2日(日本時間)、イタリア・セリエAの名門ACミランがフランクフルト所属の日本人MF鎌田大地を注視しているとし、移籍の可能性について言及した。
今年3月に行われた日本代表対韓国代表の国際Aマッチでも好調だった鎌田は、2017年夏、Jリーグのサガン鳥栖を離れてフランクフルトに籍を移した。
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欧州デビュー初年度は定着できず、レンタル移籍したベルギー・ジュピラー・リーグのシント=トロイデンVVで2シーズンの適応期を経た鎌田は、2019-2020シーズンからフランクフルトに復帰。
昨シーズンは32試合で5ゴール15アシストを記録し、その才能を開花させた。良質のパスとゲームメイク能力で、日本を代表するプレーメーカーへと生まれ変わった。
今季もチームが行った10試合のうち9試合に出場。ただ、オリバー・グラスナー新監督体制では以前ほど立場が安定していない模様で、9試合のうち、先発でプレーしたのは6試合となっている。
そんな中、若い攻撃的MFの補強に乗り出したACミランが、鎌田獲得を考慮しているという。
鎌田はフランクフルトと2023年夏まで契約が残っている状況だ。フランクフルトが適正水準の移籍金を手に入れるためには、少なくとも来夏までに鎌田を売却しなければならない。
『Frankfurter Neue Presse』によると、鎌田はフランクフルトと契約を更新する可能性がないという。現在、セリエAはもちろん、イングランド・プレミアリーグの数チームが彼に関心を見せている。昨夏にはソン・フンミンがプレーするトッテナム行きの可能性も噂された。
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