“日韓クラブ対決”で関心を集めたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第3~4戦で、Kリーグが優勢な結果を残した。
ACLグループステージ第3~4戦は、Kリーグ4チームとJリーグ4チームによる連続対決が繰り広げられた。8回の“日韓クラブ対決”の結果、Kリーグ勢がJリーグ勢を4勝1分3敗で制圧した。
まず、Kリーグ2連覇を達成した全北現代が、Jリーグ最高の人気クラブである浦和レッズを相手に2連勝を収めた。4月9日の埼玉遠征で浦和に1-0で勝利した全北は、4月24日のホームゲームでもロペスの大活躍で浦和を2-1で下し、G組1位を守った。
蔚山現代も川崎フロンターレを1勝1分でリードし、H組1位を走っている。
慶南FCは4月24日の鹿島アントラーズ戦で、日本人アタッカーである邦本宜裕のゴールによって、劇的なACL初勝利を収めた。クラブ史上初めてACLに出場した慶南の初勝利の相手が前回大会優勝の鹿島という点で、その勝利の意味はより一層深い。
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グループステージ2試合を残した現在、全北と蔚山はグループ1位に絶っている。大邱と慶南は3位だが、いずれも1位との勝ち点差は3で、残り2試合を善戦すれば16強進出の可能性は十分にある。
ACLで日韓クラブ対決を終えた全北、蔚山、大邱、慶南は今週末、Kリーグに戻って再び激しい順位争いを行うことになる。
全北は4月28日午後2時、全州ワールドカップ競技場でFCソウルとの一戦を控えており、蔚山と慶南は同日午後4時、蔚山文殊競技場で直接対決を行う。大邱は4月27日午後4時、江原FCと遠征試合を行う。
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