韓国Kリーグで月間最優秀若手選手賞が新設!選出基準と初代受賞選手は?

2021年09月16日 サッカー #Kリーグ

韓国Kリーグで月間最優秀若手選手賞が新設された。

Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は9月15日、光州(クァンジュ)FCのFWオム・ジソン(19)が「レモナ 今月のヤングプレーヤー賞」の初代選手に選ばれたことを発表した。

Kリーグでは近年、複数のクラブで多彩なカラーを持った若手が登場している。韓国プロサッカー連盟はそのような新鋭の活躍により注目すべく、新規パートナーの京南(キョンナム)製薬とともに2021年8月から「レモナ 今月のヤングプレーヤー賞」を新設した。

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選出基準はどうなる?

「レモナ 今月のヤングプレーヤー賞」は、Kリーグ1(1部)の選手のうち△韓国国籍、△満23歳以下(1998年以降生まれ)、△Kリーグ公式戦初出場を記録した年度から3年が経過していない(2019シーズン以降にデビュー)選手のなかで、毎月最も優れた活躍をした選手に贈られる賞だ。

上記の条件満たす選手のうち、該当の月に所属チームの総出場時間のうち半分以上を出場した選手を候補とし、連盟技術委員会傘下のTSG(テクニカル・スタディ・グループ/技術研究グループ)委員の議論及び投票を通じて最終決定される。

8月の「レモナ 今月のヤングプレーヤー賞」には、オム・ジソンのほかMFカン・ヒョンムク(20、水原三星ブルーウィングス)、DFキム・テファン(21、水原三星)、FWチョン・サンビン(19、水原三星)、DFパク・デウォン(23、水原三星)、MFキム・ジンソン(21、FCソウル)、FWチョン・ハンミン(20、FCソウル)、DFイ・ジンヨン(20、大邱FC)の計8人が受賞候補に挙がった。

そのなかで、TSG委員らの投票の結果、オム・ジソンが「レモナ 今月のヤングプレーヤー賞」の初代選手に選ばれる栄光に輝いた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)オム・ジソン

光州FCのU-18チームである錦湖(クムホ)高校出身のオム・ジソンは、高校を卒業して今シーズンにプロデビューし、順調なルーキーイヤーを送っている。

8月には7試合に出場して11本のシュートを放ち、うち枠内シュート4本を記録するなど、光州FCの攻撃をけん引した。特に、8月20日に行われた第26節の大邱(テグ)FC戦では今季3ゴール目を決め、同節のベストイレブンに名を連ねた。

オム・ジソンの活躍に支えられ、光州FCは直近4試合で3勝1分を記録。27試合を終えて8勝5分14敗の勝ち点29とし、12チーム中9位につけている。

「レモナ 今月のヤングプレーヤー賞」の初代選手に選ばれたオム・ジソンには後日、トロフィーと賞金が贈られる予定だ。

今年から新たにKリーグのパートナーを務める京南製薬は1957年に設立された韓国の製薬会社で、粉状のビタミン剤「レモナ」を販売して国内外で広く愛されている。最近ではBTSやTWICEなど世界的人気を誇るK-POPアイドルグループを専属モデルに起用し、ブランド価値の上昇を図っている。

京南製薬の関係者は「Kリーグとの協業を通じ、老若男女への幅広いマーケティングはもちろん、ヤングプレーヤー賞を後援してMZ世代(1980~2000年代初頭生まれのミレニアル世代と1990年代中盤~2000年代生まれのZ世代を合わせた言葉)にも積極的にアピールすることを期待している」と述べた。

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