韓国Kリーグ1(1部)の名門FCソウルを率いたパク・ジンソプ監督が、自らその座を退いた。
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FCソウルは9月6日、今季開幕からチームを率いたパク・ジンソプ監督が辞任したことを発表した。
発表によると、パク監督はチームの成績不振に対する責任を負ってクラブに辞任する意思を明かし、クラブは苦心の末にパク監督の意向を受け入れたという。
また、カン・ミョンウォン団長も成績不振の責任を取って辞任したことも発表された。
Kリーグ通算6度の優勝を誇り、国内屈指の名門クラブとされるFCソウル。
今季は2月の開幕から3月までは好調を維持していたが、4月から7月中旬まで12試合未勝利の不振に陥ると、直近6試合も1分5敗と苦しみ、現時点で12チーム中最下位に沈んでいる。
なお、FCソウルは過去一度も2部に降格した経験がない。
同日、パク監督の後任としてアン・イクス監督が就任したことも発表された。
1998年から指導者生活を始めたアン・イクス監督は、女子サッカー韓国代表監督やU-20韓国代表監督を歴任。2018年からは鮮文(ソンムン)大学を率い、2020年にはUリーグ王中王戦優勝、2021年には春季大学サッカー連盟戦、秋季大学サッカー連盟戦優勝へと導いた。
また、2010年にはFCソウルの首席コーチを務め、クラブのKリーグ優勝に貢献した経験もある。
なお、アン・イクス監督は来る9月12日に行われるKリーグ1第29節城南(ソンナム)FC戦からFCソウルで指揮を執る予定だ。
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