8月21日、「JR東日本カップ2021第95回関東大学サッカーリーグ戦」、国士舘大学と流通経済大学の第9節延期試合が行われた。
試合は前半36分に右サイドから満田誠がワンタッチで上げたクロスを、ファーサイドの佐藤響が右足ボレーで決めて流通経済大学が先制する。
国士舘大学は後半45分、右サイドで前川智敬、弓場堅真がワンタッチでつないだパスを、「人が嫌がるようなプレーをする。そういうものを持っているからあそこにいた」(国士舘大学・細田三二監督代行)という古川真人が内側に反転しながらトラップし、ツータッチ目でゴールに蹴り込んで同点に追いつき、試合は1-1の引き分けに終わった。
試合後、国士舘大学・細田三二監督代行はリーグ戦11試合を終え、「一区切りの最後の試合が分けではあるが、我々にとっては次につながる大きな試合だったと思う」と述べた。
一方の流通経済大学・中野雄二監督は、「今日勝っていれば1位だったので、そういうこだわりを持って臨んだが、2試合連続で最後に追いつかれたのは痛い」とコメントした。
(文=玉 昌浩)
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