「チェンジアップへの自信がついた」
野球韓国代表のコ・ヨンピョは8月4日、横浜スタジアムで行われた2020東京五輪の日本との準決勝で先発投手として登板し、5回を投げ、6被安打、1与四球、7奪三振、2失点と好投した。先制点を奪われたが、5イニング以上を消化して先発としての役割を全うした。
試合後、コ・ヨンピョは「日本の選手もプレッシャーを感じていると思って、自分のピッチングに集中した。思ったよりバランスも良くて。競技内容が良かった」と語った。
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去る7月31日、アメリカとの予選B組第2戦に先発し、4.2イニングで本塁打2本を打たれ4失点し敗戦投手になった。しかしキム・ギョンムン監督は、サイドスローのチェンジアップに慣れていない日本相手にコ・ヨンピョを起用した。
「アメリカ戦の翌日に(韓日戦)先発登板の事実を知った」というコ・ヨンピョ。
「日本対アメリカの試合を見たが、(自分は)アメリカにやられていたので、誰が登板するのか期待していた。日本と対戦し、プレッシャーを感じたが、考えてみると日本の選手もプレッシャーを感じていそうだった」
チェンジアップを得意とするコ・ヨンピョは日本戦で手応えも掴んだようだ。
「チェンジアップに自信がついた。国際舞台に出場して多くのことを得て学んでいる。チェンジアップを効果的に駆使するには右打者に対しては内角気味な制球がよさそうだ。打順が一巡してからは(打者の)タイミングを考えた。これからの国際大会でも良いピッチングをしたい」
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