東京五輪柔道に出場する在日コリアン3世の安昌林、“縁の地”日本武道館で狙うは悲願の金メダル

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在日コリアン3世の安昌林(アン・チャンリム、27)が本日(7月26日)、日本武道館で行われる東京五輪の柔道男子73キロ級に出場する。

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日本で生まれ育った安昌林は、筑波大学に在籍した2013年の全日本学生体重別選手権で優勝を経験。その後、2014年に韓国へ渡り、祖父母の故郷の地で柔道のキャリアを積み上げた。そして今や、韓国柔道界を代表する一人となった。

そんな安昌林だが、まだオリンピックでメダルを獲得した経験はない。前回大会の2016年リオ五輪では金メダル候補にも挙げられたが、惜しくも3回戦敗退。2018年のジャカルタ・アジア大会では決勝まで進出したが、日本の大野将平(29)に敗れ金メダルを逃した。

2016年リオ五輪での安昌林

東京五輪の決勝はアジア大会のリベンジマッチとなるかもしれない。リオ五輪王者の大野は2連覇がかかった今大会も優勝候補の筆頭とされている。安昌林と大野が激突するのは決勝。ともに決勝まで駒を進めることができれば、アジア大会以来3年ぶりに、金メダルをかけた真剣勝負が繰り広げられることになる。

安昌林のコンディションは良い。2018年の世界選手権では優勝し、2019年のアジアパシフィック選手権でも準優勝を果たした。

今回のオリンピック柔道は日本柔道界の“心臓”とも呼べる日本武道館で行われるだけに、さらに意味深いものがある。1964年東京五輪を控えて建設された日本武道館は、柔道のほかにも剣道や相撲、合気道などが行われる総合武芸競技場である。安昌林が8年前に全日本学生体重別選手権を制したのも、ここ日本武道館だった。

韓国柔道は前回のリオ五輪で金メダル獲得に失敗した。韓国勢が男子73キロ級で最後に金メダルを獲得したのは、17年前の2004年アテネ五輪を制したイ・ウォンヒだ。

自身にとって縁の舞台である日本武道館で、安昌林が“金色の投げ技”を決められるかどうかに注目が集まる。

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