「風に当たる」の言葉が最後に…鳥栖や湘南の元コーチ金熙虎さんの死に衝撃広がる韓国サッカー界

「いつも元気で明るい人だったのに…」

韓国Kリーグ2(2部)のソウルイーランドFCでコーチを務めていた金熙虎(キム・ヒホ)さんが7月7日、40歳の若さでこの世を去った。キム・ヒホさんの突然の死に、韓国サッカー界は大きな衝撃を受けている。

複数のサッカー関係者によると、キム・ヒホさんは同日、京畿道(キョンギド)龍仁(ヨンイン)市で亡くなった状態で発見されたという。警察は現在、キム・ヒホさんの死因を調査している。

キム・ヒホさんはソウル体育高校、仁川(インチョン)大学で選手としてプレーするも、負傷により早期引退を決断。2009年にイギリスでUEFA(欧州サッカー連盟)A級ライセンスを取得するなどし、指導者の道を歩んだ。

ウェールズのカーディフ・メトロポリタン大学院で指導者化学を専攻したキム・ヒホさんは、2010年に当時ユン・ジョンファン氏(現ジェフユナイテッド市原・千葉)がヘッドコーチ務めたサガン鳥栖でコーチに就任。以降は韓国でクラブ創設を控えていたソウルイーランドのコーチを務め、釜山(プサン)アイパーク、城南(ソンナム)FC、湘南ベルマーレを経て、2019年に再び鳥栖のコーチに就任した。

その後、2020年1月にソウルイーランドに復帰し、チョン・ジョンヨン現監督を支えていた。

「外出して連絡がつかず…」

チョン監督とともにソウルイーランド1部昇格のために尽力していたキム・ヒホさんは、今季リーグ戦で直近10試合未勝利の不振に陥った際も、選手たちを励まして誰よりも雰囲気の盛り上げに努めていた。

ソウルイーランドのキム・ウンヨン事務局長は、本紙『スポーツソウル』の電話取材で「先週末の試合のときも、キムコーチが選手たちと一緒に“ファイティン!”と叫ぶなどチームを励ましていた。今、これはどういう状況なのか、選手はもちろん事務局全体も衝撃に陥っている」と、涙を流しながら伝えた。

来る10日にはアウェーでKリーグ2第20節の大田(テジョン)ハナシチズン戦を控えているが、チョン監督や選手たちは突然の悲報を受け、正常通りの練習をできずにいる状態だという。

死因が具体的に明かされていないだけに、なおさら心苦しい状況だ。

キム・ヒホさんのとある側近は、「コーチが妻に“しばらく風に当たってくる”と言った後、外出したという。しかし、その後連絡がつかず、死亡の知らせを受けたという悲痛な状況だ」と伝えた。

また、キム・ヒホさんをよく知るサッカー関係者は、「一言で“ショック”だ。私が知るに、キムコーチは安定的な家庭環境で成長し、常に慎重かつ正しく指導者生活をしてきていた。そして何より、とても健康だった。なのに突然この世を去ったなんて、何が起こったんだ」と目を腫らしていた。

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