韓国Kリーグ1(1部)の全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースは7月1日、アル・ナスル(サウジアラビア)から韓国代表DFキム・ジンス(29)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2022年12月までの1年6カ月となる。
2012年のプロデビューから2014年までJリーグのアルビレックス新潟でプレーしたキム・ジンスは、ドイツ・ブンデスリーガのホッフェンハイムを経て2017年に全北現代へ加入。この間にKリーグ1で3度の優勝(2017~2019年)を経験し、2020年8月にアル・ナスルへと移籍した。
ただ、アル・ナスルでは主力に定着していたものの、同年12月のカップ戦でアキレス腱断裂の重傷を負い、最大6カ月の離脱を強いられていた。
全北現代復帰に際し、キム・ジンスは「1年ぶりにまた古巣に戻って来られて嬉しいし気持ちも楽だ」とし、「チームがKリーグ1で5連覇を達成できるよう最善を尽くす」と意気込みを語った。
キム・サンシク監督は「リハビリの時間が多少必要だろうが、自己管理に優れる選手であるため早期に復帰できるだろう」とし、「チームの大きな活力になることを期待している」と述べた。
全北現代が現在、ウズベキスタンでアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループステージを戦っているため、キム・ジンスの合流はグループステージ終了後となる。キム・ジンスは以前着用した背番号「23」を再び着け、Kリーグの舞台に戻ってくる予定だ。
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