東京五輪に出場するパク・インビ(32)がオリンピック2連覇に挑む。
世界ランキング3位のパク・インビは今回、東京五輪に出場する女子ゴルフ韓国代表に同2位コ・ジンヨン(25)、同4位キム・セヨン(28)、同6位キム・ヒョージュ(25)らとともに選出された。
東京五輪は来る8月4日から7日までの4日間、埼玉県川越市の霞ヶ関CCで行われる。パク・インビは前回大会の2016年リオ五輪で金メダルを獲得している。
パク・インビは所属事務所ワウマネジメントを通じ、2回目のオリンピック出場について「1回目の経験を基に負担を減らし、よりリラックスした気持ちで競技をできる2回目のオリンピック出場となることを願っている」と伝えた。
数多くの大会で優勝経験のあるパク・インビだが、それらの優勝とオリンピックのメダルはどう違うのだろうか。本人は次のように明かす。
「4年に1回開かれるオリンピックと、1年に5回あるメジャー大会とでは与えられるチャンスそのものが異なるので、何か違う感覚がある。オリンピックでの金メダルは選手の全盛期とタイミングが合わなければならず、4年に1回という少ないチャンスのせいか、“今でなければならない”という切迫した気持ちを引き出しているようだ」
「簡単に訪れる機会ではないため、さらに大切なことだと思う。それに、金メダルとともに愛国歌(韓国国歌)が鳴り響いた瞬間は、何物にも代えがたい達成感を感じることができた」
東京五輪に向けた準備については、「KPMG女子PGA選手権終了後からオリンピック前まで米国女子ツアーが4大会残っている。そのうち3大会(マラソンクラシック、ダウグレートレークスベイ招待、エビアン選手権)に出場して競技感覚を引き上げた後、オリンピックに臨む計画だ」と述べたパク・インビ。
「真夏に開催されるオリンピックなだけに、猛暑の天気に慣れなければならない。ほとんどの選手が、(東京五輪ゴルフ競技が行われる)霞ヶ関CCで初めてプレーするのではないだろうか。暑さと不慣れなコースに早く適応することがカギだと思うが、こうした部分を重点的に考えて練習する計画だ」と伝えた。
最後に、「韓国代表に抜てきされるまでの過程はとても大変だった。やっとの思い出この場までこぎつけただけに、オリンピック2連覇を達成できる機会になればと思う。必ず金メダルを獲得し、国威宣揚をしたい」と強調した。
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