東京五輪最終エントリー発表まで半月を切った時点で、韓国女子ツアー(KLPGA)で優勝続きのパク・ミンジ(22)が世界ランキングで急上昇を続けており、注目を集めている。
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パク・ミンジは6月14日に発表された最新の女子ゴルフ世界ランキングで、前週より5ランクアップした22位にランクイン。彼女は今月11日から13日まで行われた「セルトリオン・クイーンズマスターズ」で優勝し、早くも今シーズン4勝目を挙げていた。
4月の開幕当時は41位だった順位が、5月中旬の「斗山マッチプレーチャンピオンシップ」優勝後には20位まで上昇するなど、世界トップランカー入りに名乗りを上げようとしているパク・ミンジ。その勢いはとどまるところを知らないだけに、今月28日基準の世界ランキングで東京五輪出場選手が確定することに惜しさも感じる。
というのも、東京五輪は28日発表の世界ランキングで15位以内に同国の選手が含まれていた場合、上位4人に出場権が与えられるからだ。パク・ミンジの22位も飛びぬけた成績ではあるが、現時点でTOP3を韓国勢が独占していることを考慮すると、パク・ミンジが乗り越えなければならない壁はあまりに高く、時間も足りない。
現在の世界ランキングではコ・ジンヨン(25)が1位、パク・インビ(32)が2位、キム・セヨン(28)が3位を死守しており、キム・ヒョージュ(25)も9位でTOP10入りしている。
さらにはユ・ソヨン(30)が16位、ジャン・ハナ(29)が20位にそれぞれランクインしているため、何らかの異変がない限り、TOP10以内の4人が出場権を獲得する可能性が高いものとみられる。
なお、韓国勢はほかにイ・ジョンウン6(25)が23位、ユ・ヘラン(20)が27位、パク・ソンヒョン(27)が32位にランクイン。日本勢は最高位が畑岡奈紗(22)の10位で、以下は稲見萌寧(21)が24位、古江彩佳(21)が28位、渋野日向子(22)が31位と続いている。
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