米メジャーリーグ、テキサス・レンジャーズ史上最高齢で今季初の先発を飾ったヤン・ヒョンジョンが、幸先の良いスタートを切った。
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ヤン・ヒョンジョンは5月6日(日本時間)、ミネソタ・ツインズとのビジター戦で先発登板し、初回を3三振で終えた。
ツインズのバイロン・バクストンへの三振を皮切りに、ジョシュ・ドナルドソン相手には最速の91マイル(約146km)のフォーシームで空振り三振に。そしてベテランのネルソン・クルーズには外側いっぱいのチェンジアップで、再び空振り三振に切って落とした。
この日、33歳65日というレンジャーズ史上最高齢での先発デビュー戦を投げたヤン・ヒョンジョンは、今シーズン32戦目で初の先発出場を飾った。球団の歴史にその名を刻んだ有意義な登板だったが、初イニングを3三振でスタートさせ、これもまた別の珍記録として残ることとなった。
夢に描いたメジャー初先発を3三振でスタートさせたのは、これまでの韓国人メジャーリーガーの中でも珍しい記録だ。雨で30分延期された試合だったが、夢に向けた一歩を踏み出したヤン・ヒョンジョンの熱気は冷ますことができなかったようだ。
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