“女帝”キム・ヨンギョンが攻守で大活躍!興国生命、IBK企業銀行とのプレーオフで先勝

女子バレー韓国代表キャプテンのキム・ヨンギョン(33、興国生命ピンクスパイダーズ)が“女帝”らしさを発揮した。

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興国生命は3月20日、ホームの仁川桂陽(インチョン・ケヤン)体育館で行われたIBK企業銀行アルトスとのVリーグ女子部プレーオフ第1戦で、セットカウント3-1(25-23、23-25、25-18、25-21)で勝利を収めた。

興国生命は本日(3月22日)午後7時に行われる第2戦で勝利すれば、正規リーグ王者GSカルテックス・ソウルKIXXとのチャンピオン決定戦に進出できる。

キム・ヨンギョン

第1戦ではキム・ヨンギョンの圧倒的な活躍が興国生命の原動力になった。キム・ヨンギョンは29.8%の攻撃占有率を担いながらも、60%に達する攻撃成功率で29得点を記録した。

また、19得点のブルーナ・モライス(21)や9得点を挙げたキム・ミヨン(28)、イ・ジュア(20)らの奮闘がキム・ヨンギョンの負担を軽くした。

キム・ヨンギョンは守備面でも存在感を発揮。13回のディグを記録し、キム・ダソル(23、ディグ17回)やト・スビン(22、ディグ16回)、キム・ミヨン(ディグ15回)らとともにIBK企業銀行のアタックを防いだ。

Vリーグが発足された2005年以降、プレーオフ第1戦で勝利したチームは100%の確率でチャンピオン決定戦に進出している。興国生命はその記録を今シーズンも継続したいことだろう。

正規リーグ第5~6ラウンドでは興国生命がIBK企業銀行にいずれも敗れていただけに、プレーオフでもIBK企業銀行が優勢とみられていた。

ただ、キム・ヨンギョンがポストシーズンメディアデーで「短期決戦では何が起こるかわからない。選手たちはしっかり準備している」と宣言した通り、興国生命はプレーオフで先勝することに成功。あと一勝だけすれば統合優勝のチャンスも見えてくる。

対するIBK企業銀行は窮地に追い込まれた。得点ランキング2位のアンナ・ラザレワ(24)は27得点を挙げたものの、ほかの国内選手が続かなかった。また、ブロック数でも興国生命に13対4と圧倒されるなど、終始苦戦を強いられた。

本日行われる第2戦で敗れてしまえば、IBK企業銀行のシーズンは終了する。チームとして3年ぶりにポストシーズン進出を決めているだけに、ホームの華城(ファソン)総合室内体育館で行われる第2戦では是が非でも勝利を収めたいところだろう。

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