サッカー日本代表と韓国代表による国際親善試合が正式に決定した。
3月10日、日本サッカー協会(JFA)は来る3月25日に韓国代表との国際親善試合を行うことを発表した。会場は神奈川県の日産スタジアムで、ナイトゲームでの開催を予定している。
国際親善試合での日韓戦は2011年8月のキリンチャレンジカップ2011以来、約10年ぶり。当時は香川真司の2ゴールなどで、日本が3-0で勝利した。
なお、直近では2019年12月18日のE-1サッカー選手権の決勝(1-0で韓国が勝利)が最後の対戦となっている。
同日、韓国サッカー協会(KFA)のチョン・ハンジン事務総長は日本との対戦決定に際し、次のようにコメントを伝えている。
「6月に行われる2022年カタールW杯アジア2次予選の4試合と、下半期から始まるW杯最終予選を控え、代表チームのパフォーマンスのチェックが必要な時点だ。新型コロナウイルス感染症による困難もあるが、今後のW杯予選などを考慮して、貴重な国際Aマッチ期間を積極的に活用することを決めた」
「招集対象選手が所属している海外のクラブには、すでに代表派遣を要請する公文書を送り、協議を進めている。Kリーグ勢は韓国に帰国後、最初の7日間は坡州(パジュ)のNFC(サッカー国家代表トレーニングセンター)でコホート隔離(集団隔離)を行う。残りの7日間については、所属チームに復帰して試合に出場できるよう、政府と協議を終えた。これにより、Kリーグクラブにも協力を要請する計画だ」
KFAによると、韓国の日本との通算対戦成績は79試合42勝23分14敗。その内、日本で開催された日韓戦の通算対戦成績は30試合16勝8分6敗としている。
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